Skip to main content

管理栄養士が教えます!身体はなぜ太るのか?知られていない『本当の太る理由』

管理栄養士が教えます!身体はなぜ太るのか?知られていない『本当の太る理由』

・脂質を摂ったら太る

・カロリーを摂りすぎると太る

・甘いものを食べたら太る

・運動しないと太る

などなど、皆さん様々な太る理由を聞いたことがあると思います。

 

太る本当の原因、要因は何なのでしょうか?

 

身体はどのような仕組みで痩せたり太ったりしているのかを説明していきます。

 

この記事の監修者

管理栄養士 林美穂

 福岡糖質制限クリニックで従事し、糖尿病や高度肥満の方への栄養指導を行う中で、現代の栄養学、医学の矛盾を痛感し薬よりも食事で病気が改善することを実感する。
その後糖質制限の名医である宗田マタニティクリニックで管理栄養士として勤務。これまでに2000人以上の栄養指導を実施。現在はフリーランスとして活動し、KETOS(ケトス)の監修や食の講座の講師として活躍している。

 

 

糖質の過剰摂取が太る原因!

 いきなり結論をお伝えしましたが太る原因は「糖質」です。

ではなぜ糖質を過剰摂取すると太るのでしょうか?

 

食事から摂取された糖質は体内でブドウ糖に分解され、肝臓に取り込まれたり、血液と共に各組織に運ばれてエネルギーとして利用されます。

 

一方、エネルギーとして使われない糖質は、なにかの時にエネルギーとしていつでも使えるように、身体は肝臓や筋肉にグリコーゲンとしてストックすることも行います。

 

年齢や身体の大きさなどによって個人差はありますが、肝臓と筋肉と合わせて、身体は400gから500g程度のグリコーゲンを蓄えることができます。

これは約1日の活動に必要なエネルギー源の量になります。

 

 

 

食べ物から摂取する糖質が、この貯蔵量と身体を動かすのに必要なエネルギー量をオーバーすると、

 

余分な糖質は脂肪組織に運ばれ脂肪として身体に蓄えられます。

 

糖を身体に蓄えられる量は400gから500gに対して、

脂肪細胞はいくらでも蓄える事が可能

なのでどんどん太ってしまうのです。

 

現代人は昔の人のように食料に困ることはほとんどなく、

1日3食しっかりとご飯やパンなどの主食を食べ、

小腹が空いたらお菓子を食べ、

自分へのご褒美に糖質たっぷりのスイーツを食べたりしています。

 

一般的な人でも1日に300g程度の糖質を摂取していると言われており、

現代人の運動量からするとこれはどう考えても糖質を過剰に摂取している状態です。

 

このような糖質過剰摂取状態で運動量が少なければ、

エネルギーとして使いきれなかった糖は脂肪としてしっかりと蓄えられていく為、自分の意志とは裏腹にどんどん太ってしまうのです。

 

痩せる為にはまずはこの過剰摂取している糖質量を減らすことが重要です。

 

 

 

太る原因は脂質(カロリー)ではない

 

摂取カロリーより、消費カロリーが多ければ痩せ、

摂取カロリーより、消費カロリーが少なければ太る。

という事を聞いたことがあり、このカロリー理論が正しいと思っている方も多いと思います。

 

日本はいまだにカロリー理論が当たり前のように叫ばれていますが、

実は痩せる、太るという現象はそんなに単純ではありません。

 

1990年から20年間にわたって行われたアメリカの調査では

「摂取カロリー増加と体重の増加には相関関係がない」

という結論が出ています。

 

 

 

この調査期間中、アメリカでは肥満は増え続けていたが、

人々の摂取カロリーにほとんど変化はみられなかったというのです。

 

では、なぜカロリー(脂質)=太る と当たり前のように言われているのでしょうか?

 

カロリー(脂質)が肥満の原因というのは数十年前に医学先進国であるアメリカが出した間違った結論によって、常識として根付いてしまった古い考え方なのです。

 

現在ではアメリカの糖尿病学会は間違いを正し、

「糖質こそ肥満と糖尿病の原因である」

という事を発信しています。

 

ところが、日本は間違いを正せず、国や日本糖尿病学会ですら、

「カロリー制限こそがダイエットにも血糖値のコントロールにも有効である」と公言しています。

 

 

 

1日6000キロカロリー摂取して痩せたという事実

 

以前テレビで芸人さんが肉だけを3日間食べ続ても太らないのか?という検証がテレビで放送されていました。

 

1日に食べる肉の量はサーロイン2キロ、なんと

摂取カロリー量は1日6000キロカロリー。

運動は一切しません。

 

 これだけのカロリーを摂取して、消費するカロリーが少ないであれば、

カロリー摂取=太るの理論では間違いなく太ります。

 

 しかし、結果はなんと、

3日間で900g痩せたのです。

 

専門家も驚いていましたが、カロリー=太るではないという事が分かりますね。

 

サーロインステーキは糖質をほぼ含んでいない代わりに、良質な脂質とタンパク質をしっかりと含んでいます。

痩せた理由は、身体の中の糖が不足し、その代わりに脂質をエネルギーとして活動するケトーシスの状態になったからです。

 

ケトジェニックダイエットと同じ理論です。

ケトジェニックダイエットについてのブログはこちら

 

 

 

結論

太る原因は糖質。

糖質摂取量をコントロールし、健康的に理想の身体に近づきましょう。

 

 

【KETOS(ケトス)公式サイトはこちら】

KETOS(ケトス)公式サイト ケトジェニック冷凍宅配食品

 

 

 

 その他ダイエット、糖質制限の記事はこちら


KETOSダイエット栄養ブログ 

 

ショッピングカート

カートに何も入っていません。
ショッピングを続けるにはここをクリック